一般的な人: 将来像を「夢」と呼ぶ
来夢人 : 今やりたいことを「夢」と呼ぶ
来夢人は、夢を大げさに捉えない。
やりたいことは何でもかんでも夢と呼ぶ。
「温かいコーヒーが飲みたい」も夢。
「今週末、鎌倉へ散歩に行きたい」も夢。
「あの人と仲良くなりたい」も夢。
このように考えているため、
来夢人は常に数えきれないほどの夢をもっている。
夢は、積極的に生きるための目標、つまりエネルギー源になる。
そして、夢を1つ叶える度に、前へ向かうエネルギーが高まる。
つまり、無数の夢をもっている来夢人は、日々目標を増やし、
「叶った」の喜びを味わい、エネルギーを高め続けているのだ。
そりゃあ、生き生きしている訳だ。
一方、「夢とは将来の壮大な計画のことを指すのだ」と考えていると、
それが叶うまでどうしても時間がかかってしまうため、
ちょっとしんどくなるかもしれない。
同時に、困ったことが起こる。
それは、「夢=仕事での成功」という固定観念が生まれることだ。
正しい考えではあるが、夢は仕事での成功だけではないはずだ。
もしそうなら、仕事について考え始める前の子供たちは、
夢をもっていないことになってしまう。
子供こそ、夢多き存在だと思わないか?
また、逆に仕事を越えた、その先にこそ、
本当の夢があるとも言える。
仕事は夢に含まれるが、夢のほんの1部に過ぎないのだ。
さて、今、この瞬間のあなたには、一体いくつの夢があるだろう?
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