観察レポートNo.008 100人寄れば100面体

 

 一般的な人:1人に100%頼る

 来夢人  :大勢に数%ずつ頼る

 

思い返してみてほしい。

自分が頭で描いていることを誰かに話して、

完璧に理解されたことがあるだろうか?

 

おそらくないだろう。

ましてや、まだこの世にはない、新しい概念であるならなおさらだ。

道の辿りつく先は、その人自身にしか見えていない。

当たり前だ。

 

車が無かった時代に

「高速道路が普及したら環境に悪影響があると思わない?」

などと同意を求めたところで、相手には意味不明だ。

もし新しい概念を語って、全てを理解されたのなら、

きっとそれは新しくはなかったんだと思った方が良い。

 

だからこそ、色々な人に夢を語るべきなのだ。

1人1人が理解してくれるのは1面だけだとしても、

そのような人が集まれば、大きな多面体ができ、

球体に近づいていくのだ。

 

ある1人に「100%理解してくれるだろう」と期待すると、

その人への負担と、叶わなかったときの自分の失望が大きくなってしまう。

それがどんなに有能で、信頼のおける人であっても。

人を信じたがために亀裂が生じてしまうのは残念なことだ。

 

来夢人は、常に自分が指揮者でいる。

そして、様々なパートを担当する多くの演奏家に支えられている。

関わっている全ての人に敬意と信頼を示しながらも、

1番大きな負担は自分自身が担って、球体の中心にいる。

その姿に確固たる覚悟を感じ、演奏家はついて行くのだ。

 

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