観察レポートNo.016 自己内GPS機能

 

 一般的な人: 社会の中での現在地を知りたがる

 来夢人  : 自分の中での現在地を知りたがる

 

非来夢人は、他人と自分とを比べようとする。

来夢人の場合は、いつもの状況と今を比べようとする。

自分の中の問題というわけだ。

 

他人と競争するのは、案外難しくない。

他人よりもっと努力をしたり、

苦笑されるほど気合を入れたり、

卑怯な手を使ったりすれば勝てる。

 

それに比べて、相手が「今の自分」の競争は大変だ。

超えたと思っても、同時にそれが新たな「今の自分」になる。

常にケツを叩かれるのだ。

気づいたら、他の人のことなんか考えてもいないだろう。

 

平均値は、世の中での自分の現在地を教えてくれる。

だがどうやら、夢に関しては全く使えない数値のようだ。

夢は、人によって、

道も質もスピードも、全てがまるっきり異なるものだ。

好みも性格も違う人が、別々の方向に進んでいる。

何次元にも別なものなのだ。

 

自分が乗っているのと違う次元、違う紙質で作られた地図の上で、

自分の現在地を示すことに、一体何の意味があるだろう?

そんな抽象的な現在地よりも、全体の進行状況の方が知りたい。

壮大な自分物語の中で、今はどこにいるのか。

それが大事なのだ。

 

他人より優れていれば幸せなのだろうか?

自分が満足していればそれでいいじゃないか。

誰もついて来られないでしょ。

だってオンリーワンなのだから。

来夢人は、そう考えている。

 

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