観察レポートNo.024 ウルトラマンだって現実的な夢だ

「ウルトラマンになりたい」という子供に対して…

 一般的な人: 「なれたらいいね」

 来夢人  : 「どんなところが好きなの?」

 

言葉というのは、やっかいものだ。

言葉によって想像力を広げることもできるが、

思考を限定することもできる。

ある言葉を使うことで、

それが指し示すものの全てに触れることができるが、

代償として、

その対象の中の注目すべき部分に

焦点を合わせられなくなることがある。

 

「ウルトラマンになりたい」と子供が言ったとしよう。

わざわざ口に出して伝えてくれているのだから、

そのエネルギーを無視してはいけない。

にっこり笑って「そう、なれたらいいね」と返答する。

 

これは来夢人ではない人の対応だ。

受け止めているようで、完全に受け流している。

「ウルトラマン」という言葉によって、

3分以内で怪獣を倒す巨人がイメージされて、

思考がそこで止まる。

残念ながら今の技術ではこれは非現実的な夢なので、

せめて否定せず受け流そうとしているのだろうか。

 

だが、来夢人の思考は、

言葉による妨害を突破してその先にまで及ぶ。

「ウルトラマンのどんなところが好きなの?」と問うだけで、

この子のエネルギーは未来に繋がるものになるのだ。

強さかもしれない。

正義かもしれない。

秘密組織かもしれない。

戦い、メカ、宇宙、巨大化、演技…

色々なヒントが見えてくる。

どれも現実的なものだ。

受け取り方次第で、

子供の発言はヒントの詰まった宝箱に姿を変えるのだ。

 

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